前にここでもご案内した通り、2月22日（火）～24日（木）の3日間、大船渡市三陸町越喜来地区にある、（株）リアスターファーム越喜来拠点で産地見学会を行いました。

新型コロナ感染拡大防止策を講じ、少人数での開催です。

（株）リアスターファームでは四季成り性イチゴの2年８季採りという栽培手法を用いて周年栽培を行っており、収穫時期によってその味わいが異なります。

今回は、本格的な旬を前にして、菓子製造業の皆様への春夏の商品企画へのご提案として開催をしました。

まず、（株）リアスターファーム太田氏により、夏イチゴの市場環境や菓子業界を中心に認知が進んでいる品種「すずあかね」の栽培や流通の現状の説明からスタート。

そして、現在栽培している「夏の輝」「なつあかり」「信大BS８－９」の3品種の食べ比べで、それぞれの特徴を確認。提供する規格サイズの情報も盛り込み、プロ同士ならではの意見交換をしていきます。

この日は風が強く、肌寒かったのですが、木骨ハウスの中はイチゴにとって適温。柔らかな光と木の温もりが特徴的です。

この後は選果や品質保持のための取組等について説明をして、フリートーク。「ただ見る」だけではない、学びと情報交換の場となりました。